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Tuesday, December 31, 2013

Scott M 885/4

今年で2013年も終わり、もうすぐ2014年を迎えようとしています。今年最後の記事は何にしようか考えていたところ、晩夏に購入したScott(スコット) M 885/4のことを書くことにしました。
このM885、今年の秋の十勝釣行に向けて購入したのですが、秋以降まったく釣りに行けず、出番はありませんでした・・・。来年こそは出番を作りたいです。



まずロッドケースが箱に入っています。



箱を開けると、こんな感じでロッドケースが入っています。



ロッドケースはカーボンでできており、これだけでも相当かっこいいです。



実はこのロッド、去年くらいから一目惚れでした。ロッド1本買うより、他の道具を増やすことにお金を使おうと思ったのですが、たまたまその時はG2が年内に入荷するか微妙とのことで、Mなら1本だけあるとのことで、購入に踏ん切りがつきました(笑)



Scottのロッドは先輩方から借りたことがあるので、良さは理解しているつもりですが、どうにも見た目が好きになれなかった自分がいました。ですが、Mは一目惚れ。リールシートもかっこいいです。



一番心惹かれたのが、この色合い。





一番手前側のガイドだけこのように違っています。



このような形のグリップは自分が持っているロッドの中では初です。東さんの本にも書いていますが、グリップの形は重要です。自分に合うのか合わないのか?これから試していきたいです。



手書きのScottの文字。手作りのものはいいですね。

このロッドは#5なので、G2のブランクで作られているとのこと。G2は先輩から貸してもらって、振ったことがあるのですがとても実釣向きというか、ロッド自体が軽かったり、メンディングがやりやすかったりと、ロッド操作していて楽しいと思わせてくれるロッドでした。MもきっとG2のようなアクションなんだろうと、今から実釣が楽しみです!
新年早々、実釣したいと思っているのですが、沈める釣りになるのでこのロッドを使用するかどうかはまだ悩み中です・・・。いずれにせよ早めに魂入れしたいですね!


それでは皆様よいお年を!

Sunday, December 29, 2013

フライキャスティングというループコントロール

12月の後半になっても函館は雪が全然積もらず、このまま今年は雪が少ないのかな?と思たのですが、ここ数日は一気に雪が降り積もっています・・・。
せっかく雪が積もったので、キャスティング練習をすることに。今年のキャスティング練習はヤーンを先端につけて、川で行うことにしました。



WinstonのBoronとRossのF1。普段定番手のロッドばかり使用しているので、練習の際には中番手を。
なんせタイイングを同じく、4ヶ月半ぶりくらいなのでロッドが振れるかどうか心配でしたが、下手なりに一応振ることはできました・・・。

キャスティング練習をはじめて2日目ですが、フライキャスティングは「ループコントロールが大前提」ということに改めて気付かされ(いまさら?)、無理にフルラインを出そうとしても今の実力では難しいことが判明。東さんがなぜ最初にラインをあまり出さずに、ループコントロールを行っていたのかが痛いほどよくわかりました・・・。

明日以降、雪があまり振らなければ動画を撮って自分のキャスティングを分析していきたいと思います。

Monday, December 23, 2013

久々のタイイング

仕事に変化があってから、ものすごく時の流れが早く感じるようになり、気付けば今年もあと一週間弱・・・。結局、9月にヤマメ釣りに行ったのが今年最後の釣行となったようです。

まだ仕事は忙しいのが続きそうですが、ひとまず少しだけ落ち着いたので、自然の空気を吸いに近くの川まで散歩に出かけました。



冬の空気は澄んでいてとても美味しいです。
ここ最近は仕事や勉強に追われていて、リフレッシュというリフレッシュができていなかったのですが、自然の中を散歩するだけで心が満たされました。川の流れの音、鳥の鳴き声が聞こえたり、冬の肌を刺すような寒さを感じたり、雪できしむ足音・・・静寂の中、五感で感じることの一つ一つに喜びを感じますね。四季をよりはっきりと感じることができる北海道は本当に素晴らしい場所だと思います。

散歩の後は、いつものフライショップへ行き、マテリアルの購入と店長とお話を。約4ヶ月半ぶり?の入店でしたが、変わらずに迎え入れてくれる態度に感謝。そして、たまたま福島から来られていたお客さんが先客に。釣り場環境や人に改めて恵まれているんだなぁと再認識。

フライショップから帰ってきてからは、タイイング。これも9月初旬の釣行からなので、4ヶ月半ぶりのタイイング。来年は仕事がいつも以上に忙しくなりそうなので、できるときにフライを作っておきたいところ。



まずは春に使用するであろうフライを。
今まで未使用だった新しいマテリアルに挑戦。また、いつもはパラシュートタイプだったので、ハックルも立て巻きに。カラーやフックサイズだけではなく、マテリアルも用途に合わせて選択していきたいですね。全く知識はありませんが、釣り場のシチュエーションを想定すれば、必要なフライやタイプが見えてくるような気がします。

まっ、自然相手なのでなかなか思うようにいかないことが楽しみにつながるんですがね。来年は釣りと仕事に集中できるように、フライを巻き溜めしておきたいです。

Sunday, September 8, 2013

ヤマメシーズン終盤

時期的におそらく今シーズン最後?のヤマメ釣りに行ってきました。

今年こそは尺ヤマメ!と意気込んでいたのですが、8月も9月も釣りに行ける日は川の状況が悪く、ほとんど行けない日が続いていました。そのため、ラスト1回?の今回の釣行にかけたのですが、現地着いて真新しい足跡が・・・。

釣り上がってみるも、小さいヤマメしか反応せず、川を覗いても大きいヤマメは見当たらず・・・。フライも色々試してみて、反応あるフライの種類はわかってきました。ただ、反応するのはチビばかり・・・。



朝晩は冷え込んできましたが、まだまだ日中は夏の気配。蝉も大合唱です。

一通りフライを試し、釣り上がったのですが近日中に人が入ったからなのか、反応が今一つ。魚の付き場が悪いのでは?と思い、狙ってみるポイントも変えてみたのですが、それでも反応今一つ・・・。
そこで、最後の手段(冷静に今思うと、最初からそこ狙うべきだった)として波打っているような瀬をライツロイヤルで狙うことに。ライツロイヤルを使ったのは、他のフライが全部ウイングが白のため、激しい瀬を狙うには見にくかったからですw
それが効果ありました!



尺にはほど遠いですが、そこそこのサイズ。チビヤマメしか朝から見ていなかったので、なおさら大きく見えましたw



この一尾を手にしてからは反応が上々!が・・・退渓ポイントまでわずかだったため、退渓ポイントまできて深追いせずに戻ることに。

帰りに少しだけ入渓ポイントより釣り下ってみましたが、良い型のウー様を数尾追加して退渓。



帰り道に見た馬。1匹横たわっていましたw



空はもう秋空になっていましたが、野にも秋が訪れています。ヤマメのシーズンも終わり間近で、夏も終わるのでセンチメンタルな気分になりますが、秋は秋でまた季節の味わいがあるので楽しみでもあります。



カメムシ。ここでも秋が訪れています。
次はいよいよトラウトシーズンです。カメムシのフライも巻かなければいけませんね。#3ロッドから#5ロッドに持ち変えるため、しばらくリハビリが必要そうです。



昨日の夕焼けがあまりにも綺麗だったので、今日も見れるかと思って夕景を見に・・・。今日は昨日ほど綺麗な夕景ではありませんでしたが、海を眺めるだけで心が洗われます。また、今日の出来事を内省するにはいいですね。

朝から夕方まで釣りができてリフレッシュできました!

Monday, August 5, 2013

癒し系フィッシング

今までイワナを釣りに行くとき、進んで釣りに行こうとあまり思わなかったのですが、HATCHI 1 PLUS FINATIC(ハッチ 1 プラス フィナティック)を購入してからは、「イワナが釣りたい!」と思うようになり・・・イワナフィッシングへ。今回は釣り仲間のYSさんと初の釣行。

現地に着いて、まずは川チェック。一回目に入釣した地点で、少し釣り上がってみたが反応はいまいち・・・開始15分くらい?で、早々に上流を目指すことにしました。
お互いに初めての川なので、どこから入渓するのかよくわからなかったのですが、なんとか入れそうな場所を発見。これ以上は車で上流に行くことは難しそうだったので、ここから釣り上がっていくことに決めました。



いい感じの流れですが、いつも水量の多めな川で釣りをしている僕にとって、この小規模?(渇水)な川は本当に魚がいるのか半信半疑・・・。よってYSさんに、ほとんど釣りを譲っていましたw

開始早々、堰堤があり二人で上から下を覗いたのですが魚は見えず・・・ダメもとでYSさんが上からフライを投下すると、ヒット!!出た魚も大きいみたいだし、急いで下まで降りてネットイン!計ってみると・・・あれ?思ったよりも大きくない?二人とももっと大きく見えたのに不思議ですねw



危険エリアかつ、天気予報は雨&気温低いとくれば・・・嫌でも気になるのが神様の動向wこの川はYSさんの地元の川なのですが、釣り開始前から「今回は覚悟した方がいいですよ!」と汗。
そんな恐怖感を和らげてくれたのが、この日差し!もちろん気温もぐんぐん上昇です♪



開始序盤で釣れた色白イワナ。自分が釣った魚はいくつかありましたが、ゆっくり撮影する気にならず、この1枚のみw
型はともかく、HATCHとイワナを撮りたかったので、ひとまず目標達成!w

この後も飽きない程度に魚が出てきてくれ、癒されたところで自分はもういいかな?と思い、カメラで遊び、釣りはYSさんに譲ることに・・・が!ヤマメが出てきたところで、釣欲に火がつきましたw



YSさんが釣った幅広美形ヤマメ。
この魚を見たときは、釣欲に火がつきましたね!目標は40センチオーバーのイワナだったのですが、正直ヤマメフリークとしては40イワナよりもこっちのヤマメの方がそそられる・・・。色も奇麗で本人よりも写真を真剣に撮っていましたw



少し釣りを再開しましたが、ヤマメは出ず・・・再びカメラで遊ぶことに。

釣り上がっていくと、小滝の連続のポイントに。ここから、YSさんが先攻でドライフライのアプローチ、僕が後攻ニンフでのアプローチへ。ドライでもニンフでも反応はあり、一度だけ良さそうな手応えがあったのですが、数秒後にはバレました・・・。

滝の連続を越えたところで、深追いはせずに退渓することに。お互いに厳しい釣りを重ねてきたため、久々に癒され良い釣りができました。癒しも必要ですね〜!



YSさんと別れた後、日本海の海を撮影。何てことない写真ですが、良い釣りをした後に海をゆっくり眺めるとまた充実した幸福な気持ちに浸ることができました。

イワナもヤマメも残り少ないですが、貴重な休みを利用して良い釣りがしたいものです。そのためには準備が必要なのですがね。

Friday, July 5, 2013

HATCHI 1 PLUS FINATIC

既に仲間内では使用中の方も多いリール・・・HATCHI 1 PLUS FINATIC(ハッチ 1 プラス フィナティック)です。



HATCHI 1 PLUS FINATIC BLACK
このリール・・・一目惚れでした。去年から仲間内では話題になっていたリールなのですが、やっと購入に踏ん切りがつきましたw何が一目惚れかというと、「デザイン」と「ドラグ性能」です。デザインは僕好みのシンプルながらも、洗練された印象の受けるデザイン・・・いろいろなフライメーカーのリールはありますが、このリールを見てROSS REELかHATCHIが好みのデザインだと確信しました。



裏?はこんな感じ。表よりも裏の方がかっこよく感じます。



マーヴェリック社の社長のブログでも紹介されていますが、このリールは足の部分がビス止めされておらず、削り出しになっています。ROSS REELのF1も削り出しされているので、真新しい感じはしませんが、美しいです。



HATCHの文字。

今まで、#4のロッドにはORVISのリールを使っていたのですが、冒頭で述べた「デザイン」と「ドラグ性能」の面から考えたときに、このリールにしよう!と思ったわけです。
昨シーズンまで、あまり良い魚が釣れなかったので、(怠けていただけ?w)そんなに性能の良い道具を使用しなくても問題ないだろうと思っていたのですが、今シーズンは教えられたことをちゃんと実行した結果、良い魚が釣れるようになってきたのです。そして、良い魚ほど賢いし、駆け引きもちゃんとできないと、あっさり逃げられることを痛感したのです。そのためには、「ドラグ性能」が高いことは機能面として必要なことです。
もう一つ、「デザイン」についてですが、当たり前なのですが自分のお気に入りの道具で釣りをすることは、釣れる釣れないに関わらず、満足度が大きく変わってきます。更に今年に入ってからは、カメラのレンズも購入したため、より絵的に良いリールが欲しかったのです。言ってしまえば完全に自己満足の世界なのですが、感情面でモチベーションを高めるためにも必要なことだと思います。(今まで#3ロッドを持っていくときはテンション上がったが、#4ロッドのときはそうでもなかった)

これで次回からはテンション上がったまま#4ロッドを持って行くことができますね。#4ロッドで釣るべき魚を、#3ロッドで釣っていたときもあったので、これで#3ロッドをいたわることもできそうですw

Sunday, June 30, 2013

解禁

6/1にここ道南では、ヤマメが解禁になりました。本当は解禁日に釣りに行きたかったのですが、仕事のために、解禁から数日後に釣りに行くことに・・・。

釣行前に店長からヤマメが相当抜かれているという話を聞き、ガッカリしたと同時に、解禁日は条件が良かったみたいで、とても悔やまれました・・・。
それでも、どうしてもヤマメの顔が見たくて、ショボいこと覚悟で釣りに行くことにしました。

ヤマメ専用で使用している#3ロッドの扱いに若干苦戦しながらも(#6からいきなり#3)、時間の経過ともにロッドの持つエレガント感を感じられるようになりました。



型は小さいですが、まず一匹。
解禁後に手にする1匹は特別なものがあります。特に自分の大好きな魚であればあるほど、その嬉しさは大きいですね。



ヤマメのパーマーク。型が小さいため、パーマークもハッキリと出ています。本当に美しい紋様です。

解禁後から既に渇水状態で、人も多く入った後?なのか釣りやすいところからは、魚が全く出てきません。この魚も解禁後、数回後の釣行の際に釣ったヤマメです。流芯挟んで奥の緩い流れだったり、岸際ギリギリだったり、障害物が川に覆いかぶさった下側だった・・・これらの箇所をしっかりと最後まで流しきれたときに、やっと魚が出てきてくれるような状態。さらに数回キャストミスしただけで、いっさい魚が出てきてくれないという非常に練習にとっては有り難い?環境と化していました。きっと本州の方々はこのような状況が当たり前、むしとこれより更に厳しいんだろうなぁと思うと、もっと上手くならなければいけないと思いますね。

これから北海道は短い夏を迎えるので、行けるときはどんどん釣りに行きたいですね。

Tuesday, May 28, 2013

東 知憲さんによるキャスティングスクール 2013

去年の東 知憲さんによるキャスティングスクールから1年が経ちました。
前回のスクールで学んだことは忘れてはいなかったのですが、川を前に釣りを始めるとスクールで学んだことがあまり意識できずに、釣行回数だけが増えていき・・・苦笑。そのため、釣行は重ねていたのですが、キャスティングはあまり上達していないのでは?と内心冷や汗をかきながら、スクールに参加しましたw



まずは前回同様、東さんによるお手本披露。
何度見ても東さんのキャスティングは美しいです。そして、キャスティングの上手さだけではなく、本当にこの方は理路整然としており、教え方が上手いです。



フライキャスティングという、投てき運動を行うために、身体の各パーツの使い方を説明している東さん。
身体の各パーツの使い方で、上手くいったらどうなるのか?上手くいかなかったらどうなるのか?を、それぞれ実践して説明してくれました。

説明が終わった後は、各自実践し、一人一人個別に東さんが指導してくれました。
今回の自分の最大の改善点は「ねじれ」でした。基本的に平面上でロッドを振らなければいけないのですが、平面ではなくねじれてしまっていたため、ロッドやラインにパワーが伝わりにくくなっていたようです。そこに気付かされてから、釣り仲間である先輩のYYさんやJKさんに協力してもらい、最終的には少しはマシ?になったようですw今回は#6ロッドを使用したのですが、ねじれが発生しないフライキャスティングは、ロッドにもラインにも凄くパワーがハッキリ伝わっているのが実感できました。



ロールキャストについて説明する東さん。
今回は通常のフライキャスティングだけではなく、ロールキャスト、ダブルホールも教わりました。東さんご自身も、1日でこれだけ駆け足で講義を進めることはほとんどないとか・・・。受講生としては嬉しい限りですが、消化不良感たっぷりだったので、これから練習を重ねて、徐々にものにしていきたいですね。

前夜祭の帰りに、東さんが「CONTROLLED FLY CASTINGの内容を理解していれば、スクールに参加する必要はないと思っている」とおっしゃっていたのですが、僕は本は本で学んで、スクールはスクールで学ぶ必要があると思います。今回のねじれもそうですが、いつの間にか変な癖がついてしまうし、そういった癖は病気と同じで、早くから発見し軌道修正する必要があると思います。これは本ではできませんからね〜。
今回のスクールも大満足でしたし、東さんからはフライキャスティング以外でも教わったことがあって、とても有意義な2日間でした。

Saturday, March 23, 2013

偶然から必然へ

沈める釣りを始めてからこれで4〜5回目?風も強く、気温も低かったので行こうかどうか迷いましたが、仮説を検証するために、比較的短時間でしたが行ってきました。



ふきのとう。雪もだいぶとけてきて、地面も見えるようになってきました。ここ数日は冬の寒さが戻ってきた函館ですが、ふきのとうを見ると本格的に春がそこまできていることを感じます。

今回の釣りは、川でブラインドで魚を釣ることを想定して、魚が完全に見えない状況で釣りをしてみて、「釣れたらブラインドで釣り上がり」「釣れなかったら前回同様の釣りで1匹手にしてから、ブラインドで釣り上がり」または「1匹手にしてから、前回の釣りの帰りに見てきた川での釣り」にしようと決めていました。

釣り場のポイントについて、まずは上から攻めてみることに・・・。魚がいるところがわかっているのですが、ブラインドで沈める釣りは難しかったですね。何投か行ってみたのですが、一発でキャストが決められない&ライントラブルによりストレスがたまり・・・どうしてもまずは1匹釣りたくなったので、下へ移動。
下へ移動し、何投かしたらファーストヒット!が、すぐにバレてしまいました。その後も何投かしたら50オーバーと思われるアメマスがヒット!フライフィッシングを始めてから、過去一番に力強い引き!走られて引いて、走られて引いてを繰り返し、アメマスも弱ってきたため引き寄せようとしましたが、全然引き寄せられず・・・。やはりイワナ用の#4ロッドでは厳しいものがありました。それでも無理矢理寄せようとしたところ、魚が水面で顔を出し暴れて、バレてしまいました悲。
ショックを受けながらも気を取り直し、またキャスティング。何投かしているうちに、大根アメマスがやたら何かに気を取られているような様子を見せました。そして、その様子を見せてから数投後・・・もの凄い勢いで、リーダーに付けていたマーカーにアタックしてきました!(そっちかよ!悲)とりあえずロッドを立てたところ、何かのはずみでどうやら何かに掛かった様子!これまた強烈な引きを味わいましたが、すぐにバレました・・・。たぶん魚にリーダーとかティペットがかかっていただけでしょうね・・・。
まずは1匹と思ってから、なかなか釣れず時間が経過・・・。いつもならフライを落としただけで魚が散ることもあったのですが、今日はいつもより更に活性が低い?のか、全く動じず。どうしても1匹釣りたかったので、もう店長から教えてもらった最終手段しかないと思い、慎重にフライを魚の前に・・・そしてようやく1匹。



魚を落ち着かせようと手を川の中に入れましたが、この日は寒かった・・・。



アメマスなのかイワナなのかわかりませんが、釣れてくれて感謝。サイズは33センチでしたが、このくらいのサイズだと斑点があまり大きくなく、イワナなのかアメマスなのかよくわかりません。

この後は、釣り上がってブラインドの練習をしようとしたのですが、タイムアップ。帰りにはAnglers Hutへ行き、今日の釣りを報告。ベテランのYYさんに「流れのあるところやらないと上手くならないよ!」と言われました・・・。ごもっともで、こういうふうに言ってくれる方が周りにいるのは幸せなことです。まぁ海の釣りが終わったら、嫌でもブラインドの沈める釣りになるでしょうw


この数回沈める釣りをやってみて、店長の言っていた通り、1回目は「あれ?」、2回目は「これってもしかして?」、3回目は「またこれで釣れた!」、4回目は「どうやら、こういうことみたいだ!」と、偶然から必然へと変化することを体感しました。
ナチラルに魚に食わせるとは違った方法ですが、魚へフライを送り込むという点や魚の行動を知る点では、今回のサイトフィッシングは本当に勉強になりました。ブラインドで同じことができれば、ナチュラルに食わせることができると思われるのですが、この釣りはこの釣りでドライフライとは違った技術と計算力(想像力?)が必要になりますね。

もう今月は釣りに行けそうもないので、次は海ですね。川は雪代が落ち着くまで、いったん終了となりそうです。

Sunday, March 17, 2013

もうすぐ春

最高気温が連日プラスとなり、ようやく長い北海道の冬が終わり春が訪れようとしています。場所によっては、雪代が流れているところもあるのだとか。まだドライシーズン本番開始ではありませんが、もう少しで気持ちの良いドライシーズンが始まりそうです。



まだ殺風景な風景。
今年から一眼レフを釣り場に持ち歩き始め、釣りだけではなく被写体を探し、撮影することも楽しみの一つとなっています。春になれば様々な被写体が増え、撮影もより楽しくなりそうですね。



今回は釣り仲間と僕を含む4人での釣行でした。
待ち合わせ場所で、ベテランのYYさんから「アメマスは身体にラインを巻いて、ラインを切ろうとすることがある」と聞き、魚って賢いなぁ〜と思っていたのですが、まさか体験することになるとは・・・。
このアメマス、針がかかった後に身体を回転させ、ラインを身体に巻き付けました。ヤバイと思い、近くの釣り仲間であるYYさんにランディングをお願いしたところ、一発でランディングしてくれました(感謝)このサイズの魚を自分でランディングするなら、3回は失敗したでしょう。あの状態で3回ランディングを失敗したら・・・おそらくラインブレイクだったでしょうね。



賢い魚って、なんだか顔つきが違いますね。雄だから?雌だから?見分け方もわからないですが、前回の釣行で釣った魚とは、明らかに顔つきが違います。




この魚を釣ってからは、ドライフライに変更。
厳しいとはわかっていても、このタックルを持ってきたからには、振り味を味わいたくて。久々に#3ロッドでドライフライをキャスティングしてみましたが、本当に気持ちいい!釣れるとか釣れないとかではなく、このロッドを振っているだけで、「フライフィッシングをやっていてよかった〜!」と思えるくらいw

釣り仲間のYYさんもドライフライでの釣りに切り替えて、ライズを確実に仕留めていました。このYYさん、感性が独特で「おぉ〜!」って思うことがよくあります。日帰りで十勝釣行を実行したり(しかも前日には何か集まりが夜遅くまであって、フライを巻いてから十勝に向かった(驚))、人を引きつける何かをもっていたりと、自分には無いものを持っているので、羨ましい&素直に凄いと思います。
もう一人の釣り仲間である、YNさん。今回初めてお会いしたのですが、SNSで既にコミュニケーションとっていたため、初めてお会いした感じがしませんでしたwきっと人柄もあるのだろうと思います。この方、事前からいろいろ話を聞いていたのですが、なんと今回も札幌から日帰りで道南釣行!かなり高頻度で道南日帰り釣行を行っているようです。しかも3時間30分くらいで到着したのだとか・・・w(早過ぎ!)ものすごい行動力ですし、そこまで情熱をもって、遊ばれていることに本当に頭が下がるくらいですね。そして、店長曰く、タイイングもかなりの腕前だとか。フライボックス見せてもらえばよかった〜(悲)
そして、ベテランのYYさん。釣り場にきたのに釣り道具を持ってこなかったというwカメラマンに徹したいので、持ってこなかったそうですが・・・。前日にYNさんが札幌から来ると聞いて、現地状況を確認してきたとのこと。

釣り人って、「オレが!オレが!」みたいな人が多いと思っていたのですが、嬉しいことに僕の周りの方々は良い方ばかり。(嬉)釣りでも学ぶことはもちろんありますが、生き方や人間としての振る舞い方も学ぶことができます。お金はかかる趣味ですが、いろいろ学べるのであれば、出し惜しみしてはいけないと思います。特に若いうちは、今学ぶことが今後何十年にわたって、自分に影響を与え続けることを考えると、これは「単純な消費」ではなく「投資」でしょう。



最後に。
今日釣りに行った川以外にも2つ他の川を見てきたのですが、どちらももう釣りができそうな予感。川はそろそろ雪代本番となるようなので、次の釣行はいよいよ初海フライフィッシングですかね?

Wednesday, March 6, 2013

Casting Plactice

函館も徐々に気温が高くなり、雪どけも進んでいます。雪が完全にとけてしまう前に、実戦(3月末か4月から始まる海の釣り)に向けて最後のキャスティング練習?を行ってきました。

今回は海釣り用のタックルでの練習なのですが、常に川で釣りすることをイメージしてキャスティング練習をしています。
フライフィッシングにおいて、キャスティングは釣果を左右する要因となっています。特に川での釣りになると、川の流れが存在するため、フライラインをどう処理するか?はキャスティングによります。フライラインがなければ、軽いフライを魚がいるところまで飛ばすことはできない。しかし、フライラインが川の流れに影響されることで、自然にフライが流れないことにもなってしまう・・・矛盾を抱えながらも、それを乗り越えるためにはキャスティングが重要になってくるわけです。

ここで現時点での、僕のキャスティングに対する考え方について書いていきたいと思います。はじめに断っておきますが、これから書くことは自分のオリジナルの考え方ではなく、様々な方々からの影響、それらをふまえて自分なりに考えた結果であるということです。拙い経験からですが、これからフライフィッシングを始める方や、キャスティングについて悩んでいる方に参考になれば幸いです。
フライキャスティングの目的は、「どのようなフライラインの形で、どこにフライライン(ティペットやリーダー、フライも)を水面に置くのか」ということ。そのためには、ループコントロールが大前提で、ループコントロールのためには、ロッドティップのコントロールとロッドティップのコントロールのために、身体の動作をコントロールすることが必要です。

実践の順番としては、「フライラインの置き方を考える」→「ロッドティップをほぼストレートに動かすために、アークとストロークを駆使する」→「ループができたら、フライラインを水面に置く」・・・大まかな考え方としては、この3つですね。詳しくは東 知憲さんの本を参考にしてみてください。

3つの中の「ロッドティップをほぼストレートに動かすために、アークとストロークを駆使する」について、個人的に失敗経験から学んだことが3つあります。1つめは「バック(ロッドを後ろに振る)がきちんとできていなければ、前(フロント)へはフライラインが勢いよく飛んでいかない」ということ。2つめは「バックもフロントへもロッドへの力の入れ方にコツがある」ということ。3つめは「バックやフロントでフライラインが伸びきる前に、バックまたはフロントへロッドを切り返すと、フライラインが失速してしまう」ということです。
2については、「徐々に力を入れ、ロッドを止める」ことが必要で、画像であらわすと以下のようになります。



この画像はバックからフロントへロッドを振っている画像になります。フロントからバックへはこの画像の逆になりますね。
この力の入れ方がうまくできない場合、ティップが暴れてフライラインが波打ってしまったり(力を入れ過ぎた場合)、ラインが失速してワイドループやループが消えてしまったり(力を入れな過ぎた場合)することになってしまいます。力を入れ過ぎても、入れな過ぎてもダメなわけです。このことについては、東さんや店長から事前に教わっていたのですが、実践を通して失敗してみることで、どうすればいいのか確信を持てるようになりました。

最後に、キャスティングについてとても勉強になる動画の紹介。この動画は、僕が何度も何度も繰り返し見て、頭に叩き込もうとしている動画です。こんな美しいキャスティングができるようになりたいですね。





Sunday, March 3, 2013

アメマス好釣

前日の荒れた天候が嘘のように、一転。今日は春を感じる一日となりました。

店長に新しく教えてもらったフライを試すために、2〜3時間くらい釣りをして帰ろうと思っていました。が、思いのほか釣れ、そんなに寒くなかったので、結局5時間くらい釣りをしてきました。
30〜40センチくらいまでのアメマスが、10匹くらい釣れました。新しく教えてもらったフライ・・・これはヤバイですね。(釣り仲間のYYさんが好きなアレでも釣れました)推定50センチくらいのアメマスもかかったのですが、取り込む際に、魚がランディングネットに入らず、そのままバレてしまいました・・・。ランディングネットの深さはあるものの、さすがに尺イワナや尺ヤマメを対象にしたものでは無理がありましたね・・・。



おそらく30センチくらいのアメマス。
このランディングネットには、これくらいのサイズの魚が一番綺麗におさまるような気がします。40センチくらいのアメマスも写真を撮ってみたのですが、大きすぎて綺麗におさまりませんでした・・・。こう考えると、釣れる魚のサイズに合わせてランディングネットも欲しくなる・・・w



とにかく撮ることに夢中で、カメラの設定を一切変更せずに、撮りまくるw
今回はモデルとなりえる魚が何匹も釣れたので、カメラも大活躍。そして、良くも悪くも気付いたことがあります。撮影の大きな流れとして、「魚を落ち着かせる場所探し」→「構図を考える」→「魚を落ち着かせる」→「機材の準備」→「露出とピントを合わせて撮影」・・・とにかく魚を落ち着かせることが難しい!また、決めたい構図の通りに魚がポーズをとってくれ、落ち着いていてくれることは、もっと難しい!!ランディングネットが水によく馴染むので、いい感じで魚に酸素を送ることができている?ような気がします。次回はちゃんと露出設定しなければ・・・。

魚を釣って、撮影した後はドライフライに切り替えました。
久々にドライフライの釣りですが、とにかくキャスティングが楽しい!しつこいようですが、#6ロッドで練習してから以前よりも、もっとラインが自分の手の延長線のように感じることができました。これは本当に気持ちいい感覚です。ドライフライでは全く釣れませんでしたが、とても満足したと同時に、やっぱりドライフライを早くやりたいと思いましたね〜。


あと数週間後には海が始まり、その後はドライフライのシーズンですね。楽しみな時期の始まりですが、フライが足りない・・・。たくさん巻かないと!

Tuesday, February 26, 2013

道具の選択

つい最近、佐藤成史(以下、成史さん)さんの本を2冊買った。感想はしっかりと読んでから、ブログに掲載することにして、現段階で思ったことを書き綴ってみます。

今冬からニンフフィッシングを始め、騙し騙しやりながらもなんとか魚を釣り上げることができ、もっと詳しく知りたいと思って、成史さんの本を読んでみました。基本的にいつもお世話になっている、Anglers Hutの店長のアドバイスだけで十分結果を出すことはできるのですが、自発的に学びたい欲求が常にあるため勉強し、とても良い刺激になりました。
今までドライフライを行ってきたのですが、ニンフになると、それに合わせた道具が欲しくなる・・・。成史さんの本にも書いているのですが、ニンフをするなら8ft〜8.5ftくらいの長さのロッドが良いと書いていましたが、現場で経験すれば納得!特にニンフフィッシングの中のアウトリガーだと、場所によっては9ftくらいのロッドが欲しいくらい。

どんな世界でも共通していると思うのですが、「何か」をするためには「道具ではない」という意見があります。たしかに技術によってカバーできることもありますが、物理的に不可能なこともあるため、やはり「道具による」ことで出来ること、出来ないことが決められてしまう事実もあると思います。また、フライフィッシングのように趣味の世界では、「いかに気持ちよく楽しむか?」が重要になってくると思いますし(少なくとも自分はそう思っています)、そのためには道具の選択が非常に重要になってきます。良い道具はたしかにお金もかかりますが、その分愛着も湧きますし、何よりも釣りをしていて気持ちがいい!趣味の世界に限らず、貨幣という制度がうまれてから、多かれ少なかれ何かを通して「感情」を経験し、その感情にお金を払ったりしていることが多いように感じます。「モノ」を買うのではなく「感情」を買うということですね。

Monday, February 18, 2013

Nymph Fishing 3

三度目のニンフフィッシング。一回目、二回目と失敗を重ねてきたことにより、どうすればよいか理屈ではわかったような気が・・・。そのわかったような気が、上手くいくのかいかないのか、確かめるためにフィッシングへ!



モノトーンの世界
2月の中旬ですが、まだまだ雪は降り積もり、北海道は冬です。



釣り場について、まずは川が凍っていないことに一安心。実は、今日の釣り場に着く前に、別の川に入る予定でしたが、その川が凍っており釣りができない状態に・・・。この時期は釣りが成立するということだけで、不思議と何匹か釣れたときのような気分になりますねw

さすがに何も釣れない日が続いていたので、まずは1匹釣りたい・・・そう思っていたら、釣れました!(途中まで諦めムード漂っていましたが)



測るものを持ち合わせていないため、正確な大きさは不明ですが、おそらく尺近くのイワナ。大きさよりも、この時期の1匹は本当にありがたいです。

今回のフィッシングは、サイトフィッシングで魚が丸見えでした。数少ないサイトフィッシングの経験上、「見える魚は釣れない」でしたが、Anglers Hut 店長と釣り仲間であるTSさんの事前アドバイスのおかげで釣り上げることができました。冒頭の「わかったような気」は、今回どうやら正解だったようです。また、今までは半信半疑なところもありましたが、全く同じフライの種類でもカラーを変えるだけで、反応が変わってくることも体感しました。

ニンフフィッシングで結果出すこと(釣り方も腑に落ちた)ができたことだけではなく、魚の行動を観察することで、魚の習性もほんの少しだけわかったことも大きな学びでした。
餌が少ない時期(それとも無い?)に魚がとる戦略・・・「必要最低限の行動で、体力の温存」が今時期の魚の戦略であれば、なぜあのような場所で、なぜあのような行動をとるのかよくわかりますね。とても合理的で頭が良いと思いましたね。


あと1ヶ月もすれば、早いところではドライシーズンが始まると思いますが、今回のように魚の行動を観察してみると、今までとは違った角度で状況を把握し、アプローチを考える必要がありますね。とても勉強になったフィッシングでした。

Monday, February 11, 2013

Nymph Fishing 2

前回と同じ釣り場に行こうと思いましたが、気温も低く、午後から吹雪や雷が鳴るとの予報だったため、急遽近場で釣りをすることにしました。

釣り場に到着して用意をしていたところ、インジケーターを忘れたことに気付き・・・若干テンションが下がったのですが、しかたなくインジケーター無しで釣りを開始することに。
寒さは問題なかったのですが、やはりインジケーターが無いと、どこにフライがあるのか全くわからない・・・。さらにスプリットショットを付けてみたのですが、インジケーターのみを付けたときより、更にキャスティングがやりにくくなりました。油断するとすぐライントラブルになりますね。

生命反応は・・・今日もありませんでした。でも、なんとなく誘い方?がわかりつつあるような気がしました。次はインジケーターも忘れずに、前の釣り場でじっくり釣りをしてきたいと思います。



釣れないときは、いつもの散歩&写真。
フライフィッシングを始めてから、釣れないとは思っていても、釣りに出かけたくなります。写真も面白いですが、なによりもキャスティングが面白い。無性にロッドを振りたくなるんですよね。



今日の天気は晴れたり吹雪いたりの繰り返し。四季があって冬は冬で美しいですが、もう少し北海道は冬が短くなってほしいものですw



早くこういう瀬から魚が出てくるような時期に釣りがしたいものですね。ニンフもいいですが、やっぱり僕はドライが好きです。