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Wednesday, March 6, 2013

Casting Plactice

函館も徐々に気温が高くなり、雪どけも進んでいます。雪が完全にとけてしまう前に、実戦(3月末か4月から始まる海の釣り)に向けて最後のキャスティング練習?を行ってきました。

今回は海釣り用のタックルでの練習なのですが、常に川で釣りすることをイメージしてキャスティング練習をしています。
フライフィッシングにおいて、キャスティングは釣果を左右する要因となっています。特に川での釣りになると、川の流れが存在するため、フライラインをどう処理するか?はキャスティングによります。フライラインがなければ、軽いフライを魚がいるところまで飛ばすことはできない。しかし、フライラインが川の流れに影響されることで、自然にフライが流れないことにもなってしまう・・・矛盾を抱えながらも、それを乗り越えるためにはキャスティングが重要になってくるわけです。

ここで現時点での、僕のキャスティングに対する考え方について書いていきたいと思います。はじめに断っておきますが、これから書くことは自分のオリジナルの考え方ではなく、様々な方々からの影響、それらをふまえて自分なりに考えた結果であるということです。拙い経験からですが、これからフライフィッシングを始める方や、キャスティングについて悩んでいる方に参考になれば幸いです。
フライキャスティングの目的は、「どのようなフライラインの形で、どこにフライライン(ティペットやリーダー、フライも)を水面に置くのか」ということ。そのためには、ループコントロールが大前提で、ループコントロールのためには、ロッドティップのコントロールとロッドティップのコントロールのために、身体の動作をコントロールすることが必要です。

実践の順番としては、「フライラインの置き方を考える」→「ロッドティップをほぼストレートに動かすために、アークとストロークを駆使する」→「ループができたら、フライラインを水面に置く」・・・大まかな考え方としては、この3つですね。詳しくは東 知憲さんの本を参考にしてみてください。

3つの中の「ロッドティップをほぼストレートに動かすために、アークとストロークを駆使する」について、個人的に失敗経験から学んだことが3つあります。1つめは「バック(ロッドを後ろに振る)がきちんとできていなければ、前(フロント)へはフライラインが勢いよく飛んでいかない」ということ。2つめは「バックもフロントへもロッドへの力の入れ方にコツがある」ということ。3つめは「バックやフロントでフライラインが伸びきる前に、バックまたはフロントへロッドを切り返すと、フライラインが失速してしまう」ということです。
2については、「徐々に力を入れ、ロッドを止める」ことが必要で、画像であらわすと以下のようになります。



この画像はバックからフロントへロッドを振っている画像になります。フロントからバックへはこの画像の逆になりますね。
この力の入れ方がうまくできない場合、ティップが暴れてフライラインが波打ってしまったり(力を入れ過ぎた場合)、ラインが失速してワイドループやループが消えてしまったり(力を入れな過ぎた場合)することになってしまいます。力を入れ過ぎても、入れな過ぎてもダメなわけです。このことについては、東さんや店長から事前に教わっていたのですが、実践を通して失敗してみることで、どうすればいいのか確信を持てるようになりました。

最後に、キャスティングについてとても勉強になる動画の紹介。この動画は、僕が何度も何度も繰り返し見て、頭に叩き込もうとしている動画です。こんな美しいキャスティングができるようになりたいですね。





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