今冬からニンフフィッシングを始め、騙し騙しやりながらもなんとか魚を釣り上げることができ、もっと詳しく知りたいと思って、成史さんの本を読んでみました。基本的にいつもお世話になっている、Anglers Hutの店長のアドバイスだけで十分結果を出すことはできるのですが、自発的に学びたい欲求が常にあるため勉強し、とても良い刺激になりました。
今までドライフライを行ってきたのですが、ニンフになると、それに合わせた道具が欲しくなる・・・。成史さんの本にも書いているのですが、ニンフをするなら8ft〜8.5ftくらいの長さのロッドが良いと書いていましたが、現場で経験すれば納得!特にニンフフィッシングの中のアウトリガーだと、場所によっては9ftくらいのロッドが欲しいくらい。
どんな世界でも共通していると思うのですが、「何か」をするためには「道具ではない」という意見があります。たしかに技術によってカバーできることもありますが、物理的に不可能なこともあるため、やはり「道具による」ことで出来ること、出来ないことが決められてしまう事実もあると思います。また、フライフィッシングのように趣味の世界では、「いかに気持ちよく楽しむか?」が重要になってくると思いますし(少なくとも自分はそう思っています)、そのためには道具の選択が非常に重要になってきます。良い道具はたしかにお金もかかりますが、その分愛着も湧きますし、何よりも釣りをしていて気持ちがいい!趣味の世界に限らず、貨幣という制度がうまれてから、多かれ少なかれ何かを通して「感情」を経験し、その感情にお金を払ったりしていることが多いように感じます。「モノ」を買うのではなく「感情」を買うということですね。
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